京都府 京都市の心臓血管外科(心臓外科)の病院とクリニック

本院は厚労省指定の「がん診療連携拠点病院」「小児がん拠点病院」であり「永守記念最先端がん治療研究センター」では陽子線治療を中心にがん治療の先進医療を行っています。それ以外にも循環器疾患、呼吸器疾患、神経疾患等様々な疾患に対して先進医療を取り入れ、「京都府総合周産期母子医療センター」では周産期医療も整備しています。特定機能病院、また大学病院として、世界トップレベルの診断・医療技術・薬剤を駆使して、新生児から高齢者まで、正確な診断に基づいた、より低侵襲の治療を受けていただくことが役割と思っています。

「歩み入る人にやすらぎを、帰りゆく人に幸せを」を理念に最善の医療を提供いたします。高齢者社会の進展を踏まえ、医療は「病院のみで完結する」から「地域全体で完結する」へと変換され、医療機関による役割分担と連携協力が推進されており、当院は高度急性期および急性期病院としての役割を担います。また健診センターでは、人間ドックを受診する皆さんのニーズに細やかに寄り添いながら、健康増進に寄与しております。

全科共通の集中治療室ICUに加えて、検診部門でもある先制医療・生活習慣病研究センター、脳卒中集中治療室SCUや心血管集中治療室CCU、重症周産期・新生児医療に関するNICUやMFICUなどが稼働しています。手術支援ロボットダヴィンチやカテーテルインターベンションを組み合わせたHybrid OR、高磁場術中MRI装置や京大にしかないポータブルCTを用いた高規格ナビゲーションシステムを完備し、全国国立大学病院のなかで屈指の手術件数があります。

救急医療では、京都市乙訓医療圏で最も多い救急車およびヘリ搬送を受け入れています。がん診療では、胃がん・食道がん内視鏡手術をはじめ、消化器癌、肺癌、乳癌、頭頸部癌、婦人科・泌尿器科、血液癌において、近畿で有数の手術件数があり、幅広く化学療法、放射線治療、緩和医療を展開しています。また、京都府唯一の総合周産期母子医療センターとして、リスクの高い新生児および母体搬送を受け入れます。鼓室形成術、虚血肢に対する末梢血管形成術、リウマチ・膠原病などの疾患に対しても診療実績があります。

国から内分泌・代謝疾患の高度専門医療施設、成育医療の基幹医療施設、がん・循環器・感覚器・腎疾患の専門医療施設の指定受け、また、京都府からは三次救急医療施設、また地域がん診療連携拠点病院として指定されました。高度先進医療を実施していくとともに、地域の診療所・病院との連携を強化し、地域医療の充実も図っております。健診センターでは、専門棟にて効率的かつ迅速な検査を行い健康をサポートさせていただきます。

当院は総合病院としてチーム医療に徹し、患者さんと地域社会のために「高度であたたかい医療を提供する病院」を目指しています。特に、心臓・がん・産婦人科の専門分野では多くの実績と定評があり、総合病院だからこそにサポートも充実しています。

脳卒中センター開設で血管内治療も含めすべての脳神経疾患に対応できるようになり、救急科を中心に全科が協力して救急を充実させたいと考えています。さらに高度な医療に対応するため高精度の放射線治療器や手術支援ロボット、ダ・ヴィンチも導入して多くの治療が行われ、がんゲノム医療連携病院にも指定されています。「一番大切な人を受診させたい病院になる。治療を受けてよかった、治療を受けたい病院になる。働いてよかった、働きたい病院になる」ことを目指しています。