血管外科
血管外科は、血管の病気に対して専門的に治療を行います。
主な対象疾患は、胸部・腹部などの大動脈の太さが1.5倍以上にコブ状に膨らむ
大動脈瘤や、大動脈が裂ける
解離性大動脈瘤。足の動脈が狭くなったり詰まる
末梢動脈疾患。また足の静脈では、血液を心臓に戻りやすくする逆流防止弁の働きが悪くなって逆流や詰まりが起こる
下肢静脈瘤。足から心臓へ血液を戻す静脈に血栓ができる
深部静脈血栓症。リンパ(不要老廃物や蛋白成分・ウイルス病原体の回収)をうまく血液中に戻せなくなり、細胞と細胞の間にリンパがたまる
リンパ浮腫などがあります。
外科的治療法として、
ステントグラフト手術で狭くなった動脈を拡張したり、下肢静脈瘤に対しては体への負担が少ない日帰り
レーザー治療などがあります。